JAみなみ信州主催の第20回飯伊中学野球大会が14日、15日の2日間行われ、14校11チームが参加した。飯田市丸山町の押洞運動場、高森町の高森町民グランド、喬木村の喬木総合運動場で行い、各チームの保護者も応援にかけつけ熱戦が繰り広げられた。(後援=飯田市教育委員会、高森町教育委員会、喬木村教育委員会、長野県軟式野球連盟飯田支部)
同大会は野球を通じ野球を愛する仲間との助け合いの心を育み、子どもたちの健全な育成と相互の交流を深め、JAの輪を広げるねらいで同JAが毎年開催している。同JA職員と同JA野球部がスタッフとして大会を運営し、1日目に3会場で予選トーナメントを行い、2日目は喬木村運動場で決勝トーナメントを行った。
決勝戦は、高森中学校野球部と鼎野球クラブの戦い。初回、高森中が1点先制 、続いて4回表にも打線をつなぎ1点追加。4回裏鼎の攻撃、先頭ランナーが2塁へ出塁、打線をつなぎ1点を返す。6回には高森中がさらに1点を追加し、鼎もホームランで2点を追加、同点に追いついき延長戦へ。延長初回高森中が3点を追加。鼎もノーアウト満塁のチャンスに1点を追加し奮闘したが、高森中がその後をおさえ6対4で見事2大会連続優勝となった。
最優秀賞選手には投手として試合を引っ張った大野青空(オオノ ソラ)選手(高森中学校野球部)が、敢闘賞選手には同点に追いつくホームランを打った松本大歩(マツモト ダイア)選手(鼎野球クラブ)が選出された。
優勝した高森中学校野球部は中部日本地区選抜中学野球大会南信大会へ出場する予定。