自然の美しさそのまま 山の幸染め

JAながの
花や葉の模様の特徴について説明する春日さん(左)
花や葉の模様の特徴について説明する春日さん(左)

JAながの女性部みゆき地区で、5月17日花びらや木の葉を使った「山の幸染め」をした。染色した布を筒状にし、オリジナルのランプシェード作りを12人が体験し世界に一つのオリジナル作品が出来上がった。
講師は長野県上田市在住で、県内で唯一活動している春日さゆりさんと助手の小林広子さんを招いた。山の幸染めは火や水を使用しない技法で、カラーマットという紙状の染料を使用するため液体が出る事なく環境に優しい上、誰でも簡単にできる。講師が用意したハナミズキ・桜・モミジ・クリスマスローズ・ワイヤープランツの押し葉・押し花を参加者が好みに配置し、赤・青・緑・エメラルドグリーン・紫の5色のカラーマットから好きな色を選択し40秒程アイロンを当てると花びらや葉の模様や形が布にプリントされ、染料が布に染み込み色が付く事で完成する。
参加者は「こんなに簡単に染物ができる事に驚いた。今度はバックやストールなども染めてみたい。」などの声が聞かれた。
同JA女性部ではSDGSの目標を掲げて部員全員で取り組んでおり、今回の体験を通して自分たちの環境や自然の豊かさを守っていく大切さについても学ぶことができた。

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