諏訪市のJA信州諏訪すわこ営農センターで5月8日から19日、同市の育苗ハウスで水稲苗の引き渡しを行っている。水稲生産者が予約注文分を持ち帰り、田植えに取りかかっている。
生産者の労働力軽減、生産コストの削減を目的に、毎年行っている。水稲苗は、JAで種をまき、育苗したもので、「つきあかり」「こしひかり」など6品種。育苗箱計7,300枚分を用意した。
14日は、生産者55人が訪れ、手押し車を使って軽トラックまで育苗箱を運んだ。
苗を引き取った同市の藤森浩さん(59)家族は、親族で同市の関政英さん家族と協力し、さっそく田植えを行った。
藤森さんは「植えやすい長さのとてもよい苗でありがたい。豊作となり、家族や親せきとおいしいお米が食べられればうれしい」と願っていた。
水稲苗の引き渡しは、茅野市、原村、富士見町管内でも行う。