JA信州うえだ 農業生産振興大会で品目別振興ビジョンを確認

JA信州うえだ
生産振興ビジョンを発表する担当者
生産振興ビジョンを発表する担当者

JA信州うえだは5月12日、上田市大手の本所で、農業生産振興大会を開催した。会場には常勤役員と営農関係職員19人が出席し、JA管内地区事業部は、ウエブ会議システムで参加した。
同大会では、令和4年度の品目別生産振興の取り組みについて「米穀・野菜・果樹・花き・きのこ」の各担当者から振興ビジョンについて発表があった。
当JA管内では、昨年4月の低温による凍霜被害で果樹関係を中心に、経験のない減作という厳しい結果となった。また、農業を取り巻く環境は、少子高齢化による農業生産基盤の減退、担い手・後継者等の育成など課題が山積している。
JAは、第10次中期3カ年計画の初年度にあたり(1)農業所得増大へのさらなる挑戦(2)不断の自己改革による組織・経営基盤の確立をテーマに掲げる。
地域農業振興ビジョンの取り組み強化では、重点品目ごとに振興ビジョンの目標を設定する。営農指導体制の再構築(階層別)により品目別営農指導体制を構築し、重点品目への取り組みを強化する。更にブランド化への取り組みを進めることでJAへの結集力を高め、販売力確保に向け全役職員一丸となって取り組むことを確認した。
眞島実組合長は開会にあたり「第10次中期3カ年計画の初年度に当たり、主要施策重点取り組み事項については、地域に根差した農業協同組合として、組合員・利用者の負託に応えられるJA運営に、役職員一丸となって取り組んで行く」とあいさつした。

MENU