JAながの小布施水稲組合では5月13日から苗の配布をし、5月18日~6月2日まで共同田植えの本番を迎える。
品種は風さやか、コシヒカリ、モリモリもち(もち米)の3種類。須高地区全体で苗の持ち出しは440件、田植えは220件分を行う予定だ。
苗づくりや耕起(田起こし)から収穫まで多種にわたる作業を請負い、常勤職員7人と繁忙期には外部からの補助者を含めて15人が従事している。
大型の乗用トラクター3台や乗用田植え機6台を稼働させながら、須高地区の小布施町や高山村、須坂市内一部の合計42ヘクタールの水田業務をしている。
同組合の鶴田修一組合長は「育苗苗は26,000枚を管理しているため、水やりや天候に合わせてハウス内の温度管理に一番気を使うが、田植えが無事に終了した後がほっとできて嬉しい瞬間。」と話す。
秋に収穫された米はJAオリジナル米や委託した人の家庭用として、食卓に並ぶ。