JA上伊那は5月10日、56年間の営業に幕を閉じた伊那市西春近の旧西春近支所解体工事に伴う安全祈願祭を行った。JAの役職員など18人が出席。安全でスムーズな進捗を祈願した。
同支所は1966年に建設された建物。これまで西春近地区の組合員・利用者の拠り所として営業を続けてきたが、このたび老朽化に伴い解体となる。
JAの御子柴茂樹組合長は「街並みの変化や時代の移り変わりなど長い歴史を刻んできた支所。安全でスムーズな解体を願う」と話した。
同支所は現在、向かいに新設された西春近公民館内に移転し営業。解体工事は5月中旬に着工し、9月末まで行われる予定。