富士見町で水稲種もみの播種作業/農作業の省力化に

JA信州諏訪
水稲種もみの播種を行う部会員ら(富士見町で)
水稲種もみの播種を行う部会員ら(富士見町で)

JA信州諏訪富士見町農作業受託部会は5月9日~12日、水稲種もみの播種作業を行った。部会員とJA職員が協力して作業。播種機2台を操縦し、富士見町内の水田に「あきたこまち」と「きらりん」の種もみをまいた。
水稲直播は、発芽率の向上や苗立ち歩合を安定させる粉粒剤でコーティング処理をした種もみを水田に直接播いて栽培する方法だ。育苗管理の手間がかからないため、農作業の省力化につながる。
同部会は今年、町内の水稲生産者16人から水田53枚(約12ヘクタール分)を受託した。
部会員は、交代で播種機を操縦。種もみが均一に播種できているか複数人で確認しながら、作業を進めた。
JA富士見町営農センターの中嶋拓真営農指導員は「スムーズに作業することができた。今後はほ場を巡回しながらしっかり発芽するように水管理などの指導をしていきたい」と話した。

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