「ふれあい農園」スタート 開園28周年

JAあづみ
家族で苗を定植する参加者ら
家族で苗を定植する参加者ら

JAあづみ青壮年部・女性部、コープながのらが協力し展開する「ふれあい農園」が7日、開園した。
生産者と参加者が収穫の喜びと農業の楽しさ、苦労を分かち合うことが目的で開園28周年を迎えた。今年は14家族、約50人が参加。安曇野市堀金烏川の約30アールの畑を活用し、11月まで隔週土曜日に活動する。
同日、畑でオリエンテーションを実施。宮澤清専務は「土に触れ、種を撒き、育てた農産物を収穫して、それを食べる喜びを味わって欲しい」とあいさつした。
オリエンテーション後、参加者はズッキーニやサニーレタス、パプリカ、カボチャなど10品目ほどの苗を植え、大葉や二十日大根などの種を丁寧に撒いた。
同農園は、ほとんど農薬を使わず育てるのが特徴。参加者で草取り作業を行うなど安全・安心な野菜作りにこだわっている。年間を通して30品目以上を育てる。
鶴見亮太青壮年部長は「栽培や収穫を通じて、野菜を作ることや農業の楽しさを知っていただきたい」と呼びかけた。
同市から参加した家族は「今年初めて参加した。天気が良くて、楽しく農業体験できた。多くの野菜を作ると聞いたので、栽培方法などを学び、自宅でも家庭菜園」を嬉しそうに話した。8月には、同園で取れた野菜を使ってバーベキューなどの交流会を行う予定だ。

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