梅の検見が行われる/5月22日から受入れ開始/JA上伊那果樹部会梅専門部

JA上伊那
検見を行う担当職員
検見を行う担当職員

JA上伊那果樹部会梅専門部の木下宏志専門部長とJAの担当職員4人は5月11日、梅の検見を行った。検見は梅の着果や生育状況を確認することが目的。毎年、この時期に圃場を回り選果場の受入れ開始日程を確認している。
この日は、中川村と飯島町の圃場9ヵ所で実施。着果状況や病害虫の被害を目で見て確認した。また種の中にある胚の成熟具合を確認したり、粒の大きさを測ったりしながら生育状況について意見を交わした。
今年の生育は冬に気温の低い日が続いたことで開花が遅れ気味だった。しかし、4月上旬に気温が急激に上がったことで現在は平年並みの生育状況となっている。
検見の結果、今年は5月22日から飯島町にある選果場で受入れを始めることを決めた。梅は収穫時と出荷前の2回傷がないかチェック。担当職員は傷が付かないよう、手作業の収穫で丁寧な作業を呼び掛けている。
木下専門部長は「着果量、粒の大きさともに順調。今年は病害虫が少なく品質の良いものができている」と話した。

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