管内18校に花束贈呈/花で心を豊かに/JA上伊那、JA上伊那花卉部会

JA上伊那
花束を受け取る児童たち
花束を受け取る児童たち

JA上伊那と同JA花卉部会は各行政と連携し、今年も花育事業に取り組んでいる。今年は伊那市、飯島町、宮田村の小学校合わせて18校で実施。6月上旬までにアルストロメリアの花束と花育授業用教材の贈呈を行う。
花育は花に親しむことで子供たちの感情や情緒を育み、心を豊かにすることを目的とした事業。上伊那が生産量日本一を誇るアルストロメリアの花束を各クラスに飾り、花に直接ふれてもらう。また、学校の授業で地域の産業について学ぶ3年生には生産者が作成したDVDやプリントを配布。アルストロメリアやトルコギキョウの栽培や流通について学習する。
5月11日には伊那市の白鳥孝市長やJAの白鳥健一営農経済担当常務、同部会の酒井弘道部会長が伊那市立伊那小学校を訪れた。代表で花束を受け取った児童は「これから大切にお世話していく」とお礼を述べた。
同日、3年剛組ではさっそく花育の授業が行われた。子供たちはDVDを見ながらメモを取り、花について学びを深めた。
酒井部会長は「花も言葉がわかる。声を掛けながらお世話して、きれいな花を長く楽しんでもらいたい」と期待した。

MENU