野菜苗をプレゼント 楽しく育ててね

JA松本ハイランド
園児たちに野菜苗をプレゼントした(10日 松本市で)
園児たちに野菜苗をプレゼントした(10日 松本市で)

JA松本ハイランド女性部波田支部は5月10日、松本市波田地区にある4つの保育園へミニトマトとカボチャの苗、枝豆の種を贈った。畑に植えるところから体験してもらい、小さいうちから、食や農に親しんでもらおうと長年、この活動を続けている。
当日は、同支部の役員ら3人が各保育園を訪れ、野菜苗をプレゼント。渕東保育園では、「トマトとカボチャの苗です。畑で大切に育ててね」と声を掛けて手渡すと、園児たちが「トマトの良い香りがするよ」「収穫するのがたのしみ」などと嬉しそうに苗を受け取っていた。農産物の成長の様子が分かり、園児たちも楽しく農業について知ることができると、各園から好評。収穫した野菜は給食やおやつの時間などで使われている。
同支部では同部で取り組む「自給率向上運動」の一環として野菜苗の配付に取り組んでおり、保育園のほかにも、同支部員、124人全員にミニトマトやカボチャの苗などを配付している。毎年、野菜苗が届くのを楽しみにしている部員も多く、人気の活動の一つだ。
同支部の森田治子支部長は「ミニトマトやカボチャは園児たちも楽しく育てて、食べることができる。小さいうちから農業に興味を持ってくれたら嬉しい」と話した。

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