早く慣れて農家の力に新人アグリサポーター作業講習会開く

JA信州うえだ
リンゴ圃場で作業手順を聞く新人アグリサポーター
リンゴ圃場で作業手順を聞く新人アグリサポーター

JA信州うえだ上田東地区営農活性化委員会は4月27日、上田東地区の果樹農家、坂下隆行さんのリンゴ圃場で、登録1~2年目のアグリサポーターを対象にリンゴの人工授粉作業と農作業安全講習会を開き、関係者25人が参加した。この講習会は、農繁期に備え新人アグリサポーターの基礎知識習得を目的にしている。
アグリサポーターは、組織して23年目となり、繁忙期に農家から依頼を受けて果樹の農作業を行っている。現在アグリサポーター会員は95人(うち2022年度新規登録者9人)で、依頼をする農家の登録は110人となっている。講習会は果樹の作業時期に合わせて、(1)リンゴ人工授粉(2)リンゴ摘果(3)ブドウ房切り(4)ブドウ摘粒(5)リンゴ着色管理などの内容で、年5回開催している。
同委員会役員は「年々作業を依頼する農家が増えており、アグリサポーターの力は重要になっている。初めてのアグリサポーターの方には、早く作業に慣れて農家の力になってもらいたい」と話した。

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