3年ぶり菜の花祭り 散策や合唱楽しむ

JAあづみ
演奏に合わせて合唱する参加者ら
演奏に合わせて合唱する参加者ら

JAあづみ管内の地域住民でつくるNPO法人「JAあづみくらしの助け合いネットワークあんしん」のグループの一つ「JAあづみ生き活(い)き塾菜の花プロジェクト安曇野」は4月30日、安曇野市豊科の安曇野スイスハイジの里西側にある菜の花畑で、「菜の花祭り」を開いた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催。プロジェクトが栽培する約15アールの菜の花畑に、メンバーやJA職員ら約40人が集まり、散策や合唱を楽しんだ。
参加者は、総務開発事業部総務課組織くみあい員センター上條文香さん(=健康運動指導士)の指導のウォーキングで、周辺約2キロを散策した後、満開の菜の花畑で、電子ピアノの演奏に合わせて「ふるさと」や「365日の紙飛行機」など計9曲を合唱した。
同プロジェクトは循環型農業の学習として遊休荒廃地などを利用して菜の花やヒマワリを栽培している。収穫した種を原料にした油を、毎年管内の学校給食センターに寄贈している。2021年度は同JA管内の学校給食センター5施設に菜種油23本(1本=660ml)とヒマワリ油65本(1本=280ml)を寄贈した。
同プロジェクトの細萱富子代表は「コロナ禍で開催を迷ったが、多くの参加者にやってよかったと思った。これを機に良質な油作りを本格化させていきたい」と意気込んだ。

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