高品質なレタス出揃う レタス類目揃会

JA松本ハイランド
出荷規格を真剣に確認する部会員(28日 松本市で)
出荷規格を真剣に確認する部会員(28日 松本市で)

JA松本ハイランド野菜部会は4月28日、レタス類目揃会を松本市のJA笹賀予冷庫で行った。生産者やJA職員ら29人が出席し、出荷にむけて品質と荷造り規格を再確認した。
JA松本ハイランド産のレタスは品質が高くバイヤーから指名買いが入るなど市場からの評判も高い。今年は2月上旬から平均気温より低い日が続いたため出荷スタートの遅れが懸念されたが、4月上旬の天候が温暖だったこともあり順調に生育が進み例年並みの4月17日より出荷が始まった。
同目揃会では、同JA営農指導員が農産物の重量や形状、玉締りなど5種類に細分化された等級を説明し、規格の統一を図った。また、箱詰め前に出荷物を再度洗浄するなどの注意点も再確認した。また、安全安心のために栽培管理日誌の記帳と提出の徹底を呼びかけた。
同JAの上條常務理事は「皆さんから出荷いただく高品質なレタスは、他の産地と比べても市場からの信頼が厚い。全量が出荷できるよう協力し戦略的に取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
野菜部会副部会長の山本浩貴さんは「新型コロナウイルスが猛威を振るっており、目揃会が開催できるか心配だったが、無事に開催することができて一安心。皆で確認した規格を厳守することで、産地を守っていこう」と呼びかけた。

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