田植え作業最盛期へ

JA大北
大面積の田で行われた田植え作業
大面積の田で行われた田植え作業

大北地域管内では、4月下旬から同地域の南部地域を皮切りに、2022年産米の田植え作業が始まり、作業が本格化している。
管内南部地域に位置する池田町で水稲栽培を行う薄井宝永さんは4月30日から田植え作業を開始。作業を始めた同日には、ほ場整備後の約90アールの田に8条植えの田植え機でコシヒカリの苗を植えていた。今年はコシヒカリや風さやかなどの食用米ともち米をあわせて約28ヘクタールに取り組む。薄井さんは「苗もはやくのび、適度な硬さの良い苗となった。今年も良い米づくりに向け生育管理に努めたい」と意気込む。薄井さんの田では作業効率化や若い世代に農業に携わってもらえることを意識してドローンでの農薬散布を予定するなど、最新の技術も取り入れつつ栽培を行うとしている。
JA大北では胴割米の発生を抑制し、良質米生産に向けた対策として適期の田植えのほか、苗がしっかりと活着するように、田植え後の水管理についても徹底するように各農家に呼びかけている。
同JA管内では5月上旬を中心に松川村や池田町、大町市の南部、中部地域で作業がピークを迎え、管内全体としては概ね5月下旬頃まで続く見込み。

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