春の主力花木 スノーボール出荷最盛期

JAみなみ信州
出荷最盛期のスノーボール
出荷最盛期のスノーボール

下伊那郡豊丘村のJAみなみ信州総合集荷販売センターでは28日、スノーボールの出荷が最盛期を迎えた。ダリアの産地として一大産地のJA管内ではダリアのほかにもスノーボールをはじめ14品目を重点品目として取り扱っている。この日はおよそ35,000本のスノーボールを受け入れ、JA職員が検品し出荷した。
スノーボールはアジサイのように小花が集まって咲き、はじめは緑色をしているが咲き進むにつれて真っ白になる。切り花としても人気がありウエディングブーケや母の日のプレゼントにも好まれる。スノーボールは春先一番に出荷できる花材で、同JA春の主力花木。今年度の出荷をおよそ175万本と見込み、東京・名古屋・大阪方面の市場へ出荷し、4月20日頃からはじまった出荷は5月10頃まで続く。
営農部農産課の塚平涼(つかだいら・りょう)係長は「さわやかで可愛らしい花なので母の日の贈り物にぜひ使ってもらいたい。JAを代表する花で春を感じてもらいたい」と話した。

MENU