農家と働き手を繋ぐ面接会 農業に関心

JAあづみ
仕事内容を説明する(左)と話を聞く求職者(右)
仕事内容を説明する(左)と話を聞く求職者(右)

JAあづみは24日、無料職業紹介事業の一環で「合同面接会」を安曇野市の三郷農村環境改善センターで開いた。
主力農産物である夏秋いちごや米、玉ねぎなどを栽培する管内の農家や団体計8軒がブースを並べた。農業に関心を持つ30代から70代の求職者約40名に作業内容や労働条件、福利厚生などを個別に説明した。
同事業は、職業安定法に基づいて厚生労働大臣に届け出をする。2021年度実績は登録人数129名(求職者98名、求人者31名)、紹介実績98件、求人者雇用件数78件だった。
繁忙期に向け人手を確保したい農家と求職者を繋ぐことを目的に平成30年4月1日から始め、5年目の取り組みとなる。
当日は、新型コロナウイルス感染防止のため会場入り口での検温実施やマスクの着用を呼び掛けるなど対策を講じた。
松本市から参加した男性は(36)は「土・日働ける先を探して参加した。幸いな事に条件に合致する農家があった。将来は、就農を目指しているのでこの地域で生産されている品目を学ぶことができれば」と期待していた。
初めて参加した水稲大豆農家は「2.3人は人手を確保できそう。早い時期に探しておかないと生産に遅れが出るケースもあり得る。こうした機会は大変ありがたい」と好評だった。

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