野菜を作ってレシピ紹介/「作る・食べる」の楽しさ知って

JA信州諏訪
マルチ張りを行う同課職員
マルチ張りを行う同課職員

JA信州諏訪管理部協同活動推進課は4月26日、富士見町で同課職員5人が参加して野菜作りを始めた。今年度新たに取組む食農活動として、野菜の成長記録や収穫した野菜を食材にしたレシピをJA広報誌やホームページ、SNSなどで紹介していく。
自分で育てた野菜を調理して食べる楽しさを広く知ってもらうことが狙い。野菜作りは、遊休農地・耕作放棄地を借り受けてキャベツやコメなどを生産するJAの子会社「あぐりクリエイト信州諏訪」が管理する畑で行う。農地保全にもつながる取組みだ。
小型耕運機で耕運、くわで畝を整えてからマルチを張り、ジャガイモ種芋を植え付け、チンゲンサイや小松菜などの種をまいた。この日は、同畑で2018年から野菜作りを行う男性向け年間講座「弾男倶楽部(だんだんくらぶ)」の有志メンバー4人が畑づくりに協力した。
同課職員の佐久彩香さんは「一から野菜を作ることで普段口にしている食材のありがたみを感じながら、旬の野菜を収穫して調理する面白味を伝えたい」と意気込む。
今後は、季節に合わせた果菜類や大豆等を栽培し、食品加工にも取組む予定だ。

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