パセリ目揃会を開催 ブランド確立に向け出荷規格を再確認

JA松本ハイランド
見本のパセリを前に規格を確認する生産者
見本のパセリを前に規格を確認する生産者

JA松本ハイランド野菜部会セルリー・パセリ専門部は4月21日と22日の2日間、パセリの目揃会を3カ所で開いた。更なるブランド確立に向け、出荷規格の統一、荷造りの注意点などを再確認した。
今年は、3月中旬から下旬の寒波の影響で昨年と比較して1週間程度遅れているものの、生育は順調。今年度は71戸の農家が5月上旬から10月中旬を最盛期に1万2000ケース(1ケース5キロ)を東京や大阪、地元などの市場へ出荷する計画だ。
松本市の同JAグリンパルで開いた目揃会には、生産者21人が出席。担当者が国内産地の出荷状況や販売情勢を報告した。続いて、営農指導員が見本のパセリを用いて、荷造りの注意点や出荷規格について確認。規格を統一することで選ばれる産地づくりを目指す。また、昨年度より導入したハーフパセリ規格(1ケース2.5キロ)に引きつづき取り組み、生産者の手取り向上に努めていくことを確認した。
同部会の北原高志部会長は「出荷時のテープの止め方など細かいところまで確認にしたので、部会として統一してやっていく。品質のいいものを一つでも多く出荷していきたい」と話した。

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