家庭菜園教室/正しい知識をつけて自宅で実践/JA上伊那生活部会宮田支所

JA上伊那
資材を見せて話す倉澤指導員と耳を傾ける参加者
資材を見せて話す倉澤指導員と耳を傾ける参加者

JA上伊那生活部会宮田支所は4月16日、同支所で家庭菜園教室を開いた。同JA南部営農センターの倉澤高徳米穀・野菜指導員を講師に、土づくりのポイントから家庭菜園で栽培しやすい野菜の栽培ポイント、おすすめの資材などを紹介。参加者には「チンゲンサイ」と「つるなしインゲン」の種をプレゼントした。
同教室は農業に携わる女性が増えたことから正しい知識を身につけて自宅で実践してもらおうと毎年、春と秋に開催。近年では新型コロナウイルス感染症による「おうち時間」の増加でさらに好評のイベントとなっている。
この日は部会員19人が参加。倉澤指導員は野菜づくりのポイントとして植物の成長にはチッ素、リン酸、カリウムの三大要素が必要であることを説明した。また、「チンゲンサイ」と「つるなしインゲン」の栽培ポイントについて説明し、安価で比較的効果の高い資材を紹介。参加者はメモを取りながら耳を傾け、自宅で栽培している野菜の病害虫対策について質問するなど正しい知識を身につけた。
参加者は「詳しいことまで教えてもらい、とても勉強になった。教わったことを参考に実践していきたい」と話した。倉澤指導員は「教室を通じて野菜を『つくる』ことの楽しさ、収穫の喜びを感じてもらえれば」と期待した。

MENU