生産者と消費者がふれあう地域密着型の直売所をめざして

JAグリーン長野
直売所の発展を誓う塚田会長
直売所の発展を誓う塚田会長

JAグリーン長野A・コープ直売会は、2021年度の生産販売額が7億2,900万円余(計画比97%)を確保した。22年度は、7億4,500万円が目標。「安全・安心・新鮮でおいしい」農畜産物や加工品の提供を通じ、生産者と消費者がふれあう地域密着型の直売所をめざす方針だ。
同直売会では、長野市稲里町のグリーンホールミナミで4月19日、定期総会を開催。生産者代表とJA役職員あわせて36人が出席。役員改選を含む5議案を審議承認した。春先の凍霜害や夏の降ひょう・大雨等が作物の収量・品質に影響し、直売所への出荷量も懸念されたが、3店舗(A・コープ松代・ファーマーズ篠ノ井・ファーマーズ南長野)へ823人が精力的に出荷、前年比99%まで確保することができた。
塚田清秀A・コープ直売会運営委員長は「農家に厳しい年で計画には満たなかったものの、計画は前年ベースで5,000万円を上積みして立てていることもあり、私は良い結果だと思う。これまで以上に直売を強化し、発展させていきたい」と話した。安藤猛常務は「昨年の状況を乗り越え、みなさんの努力で実績を上げていただいた。これからも会のルールを守り安全安心を基本に、ご出荷に協力をいただきたい」と話した。
会では、22年度の目標を7億4,500万円に設定。生産者への売れ筋品目等の提案や会員の増加につなげ、さらなる飛躍につなげたい考え。

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