生活指導普及員地区別研修会を開催 活動の活性化を

JA松本ハイランド
教えあいながら手芸に挑戦する参加者
教えあいながら手芸に挑戦する参加者

JA松本ハイランドは、生活文化活動を地域へ広く普及するリーダーとして委嘱している「生活指導普及員」の地区別研修会を開いた。4月15日から26日の間で5地区に分かれ、分散開催。生活指導普及員と各支所のふれあい活動担当職員合わせて、72人が出席する。
研修会では、今年度の活動計画を検討。生活指導普及員のメイン活動の1つである、料理教室がコロナの影響でなかなか開催できないことをうけ、レシピ集を作成することを決定した。地元の農産物を使った料理を地域で普及するため、「地産地消」をテーマに、写真つきのレシピ集にする計画だ。また、当JAの広報誌「夢あわせ」の裏表紙に、当JA管内で栽培されている旬の農産物を使った料理レシピを毎月提案する。コロナ禍でもできる活動を模索しながら活発な活動を提案していくことを確認。最後には、家の光を使った活動提案として、4月号に掲載された「モールで作るチューリップのリース」作りに挑戦した。
参加した原山久美子さんは「何ができるかを考えながら、研修会で学んだことを地域へ広めていきたい」と意気込んだ。
当JAでは、地域の生活基盤づくりのリーダー役として生活指導普及員を委嘱し、各支所に設置。生活指導普及員は、料理や手芸、園芸、SDGsについてなど幅広く学習する。学んだ内容をいかして同JA女性部などへレシピの提供や講師をつとめる。任期は3年で、現在56人が地域で活躍している。

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