会の精神を忘れずできることから助け合い活動をしていこう JA信州うえだ助け合いの会総会

JA信州うえだ
あいさつする荻野会長
あいさつする荻野会長

JA信州うえだ助け合いの会は4月12日、東御市田中のラ・ヴエリテで第17回総会を開いた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、規模を縮小して開催。2021年度活動報告や22年度活動計画など4議案を可決した。役員改選も行い、会長によだくぼ南部支会の荻野久子さん、副会長に塩田支会の甲田繁美さんを選んだ。
同会の荻野久子会長はあいさつで、「コロナ禍が続く中ではあるが、昨年度も試行錯誤を重ねて地域のために活動してきた。今年度もこの会の精神を忘れず助け合い活動をしていこう」と呼びかけた。
同会は、「年をとっても住み慣れたところで安心して暮らしたい」という地域住民の願いを、協同の力で実現しようと活動するボランティア組織。コロナ禍前には、地域の高齢者を対象に、JA施設や公民館で、保健師の健康相談や体操、レクリエーションなどを提供する「よりあい広間」を年間130会場以上開くなど、積極的な活動を行ってきた。会員には、実際に活動を行う協力会員と、年会費を納めることで活動に参加する賛助会員があり、合わせて22年2月末で1,042人。
昨年度からは、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、高齢者の安全を守るためよりあい広間の開催は自粛する一方で、「地域のみなさんの健康維持のためにできることはないか」と会内で検討し、会員だけでなく地域住民も対象にした健康教室を各地区で開催してきた。22年度も、感染対策の知識を深める会員研修を行いながら、地域住民の健康維持や心豊かな地域づくりにつながる活動に力を入れる予定だ。

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