JA上伊那とJA上伊那野菜部会は4月11日、伊那市狐島の本所で令和3年度(第26回)JA上伊那野菜部会定期総会を開いた。この日、同JAの役職員と同部会員ら75人が出席。野菜事業に貢献した生産者の表彰と令和3年度事業報告、令和4年度事業計画などの5議案が承認された。
生産者の表彰では功績賞としてJA上伊那野菜事業や地域の育成に貢献した3人、功労賞として部会の発展に貢献した37戸が受賞した。品目表彰ではアスパラガス反収の部と多出荷の部に各3戸、法人の部で1戸が受賞。ジュース用トマトは最優秀賞、優秀賞、新人賞を1人ずつが受賞した。受賞者の代表に御子柴茂樹組合長や本田秀樹部会長から賞状と記念品が手渡された。
この日、役員改選に伴い新役員を選出。新しく就任した箕輪町でスイートコーンやブロッコリーなどを栽培している大槻金吾部会長(77)は「活動を通して部会員同士の交流を深めながら、日本一安全、安心、新鮮なおいしい野菜を消費者に届けたい」と笑顔を見せた。
今年度、同部会では安全安心対策として昨年度から検討してきた営農支援アプリの実用化を目指す。また、消費拡大に向け集荷の効率化などにも力を入れていくとした。