トルコギキョウ拡大へ/播種作業

JA佐久浅間
播種作業をする職員
播種作業をする職員

JA佐久浅間は、花卉(トルコギキョウ)振興プロジェクトの一環で新規栽培者にトルコギキョウの苗を無償提供するため、約8万本分の播種作業を行った。
農家の減少や高齢化、後継者不足など農業を取り巻く環境が厳しさを増す中、地域農業振興ビジョンを策定し、農業の維持発展の実現に向けて立ち上げた13のプロジェクトの一つ。今年度の新規栽培者には苗を無償で提供する他、栽培講習会を定期的に開くなど安心して栽培できる環境づくりに取り組み、新規栽培者をサポートする。
4月7日の播種作業では、職員約15人が200枚のセルトレーに播種や灌水作業を行った。播種後のセルトレーは10度の冷蔵庫で約1カ月育苗。その後、小諸市のあさま育苗センターに移し、1カ月半育苗し、6月下旬から約20戸の栽培者に提供する。
JA営農経済部花卉果樹振興センターの山井和彦センター長は「丁寧に作業を行い良質な苗を提供し、新規栽培者でも高品質なトルコギキョウを栽培できるようにしたい」と話している。

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