令和3年度JA上伊那米穀部会定期総会/新役員とともに米穀のさらなる発展を目指して/JA上伊那米穀部会

JA上伊那
新部会長としてあいさつする伊藤さん(右)と役員
新部会長としてあいさつする伊藤さん(右)と役員

JA上伊那米穀部会は4月7日、伊那市狐島のJA本所で令和3年度JA上伊那米穀部会定期総会を開いた。部会員やJA全農長野などの関係団体を含む55人が出席。【『農を基盤に』「安全安心」「高品質」「良食味」の「かみいな米」づくりを目指して】を目標に取り組む同部会の令和3年度事業報告や令和4年度事業計画、役員の選任など6議案が可決された。
令和3年度の同部会は全体を通して、消費者・実需者に求められている「安全・安心・高品質」をさらに向上させるための指導会を開催。また、米の消費が減少する中、消費拡大にも取り組み「かみいな」ブランドを構築してきた。
令和4年度は主食用米の需要に見合った適正生産および水田フル活用の推進による水田活用米穀(加工用米・輸出用米・備蓄米等)に取り組むとともに「売れる米づくり」を基本に、作付け品種の検討・調整を行いながら生産面積の維持確保と反収の向上対策に取り組む。
役員の選任では新たな部会長として伊那市西箕輪の伊藤則男さん(60)が就任。伊藤さんは「米の消費減少や米価の下落に反して資材、燃料が高騰する中で私たちはこれから田植え、大豆やそばの播種、麦の収穫をしなければならない。関係団体から支援をいただきながら、上伊那の米穀が発展するよう努めていく」と決意した。

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