花き販売5.5億円を目指す/花き専門委員会総会

JA佐久浅間
事業方針などを確認した総会
事業方針などを確認した総会

JA佐久浅間花き専門委員会は2022年度の販売目標を5.5億円に決めた。消費者に選ばれる高品質の切り花を生産し、販売力を強化するとともに、新規栽培者の確保と育成に取り組み、生産拡大を目指す方針だ。
3月25日に、佐久市のJA本所で開いた総会には、部会員やJA関係者など約40人が出席。22年度の事業方針を決めた。方針には、品質評価を高める栽培技術を共有して産地の信頼を高めるとともに、昨年立ち上げた花き(トルコギキョウ)振興プロジェクトを中心に生産振興に取り組むことなどを盛り込んだ。役員改選では、専門委員長に佐久穂町でトルコギキョウを栽培する小林守正さんが選ばれた。
小林さんは「農家が作った花をいかに有利販売につなげるかを考え、さまざまな取り組みを行い、佐久地域の花をみんなで盛り上げていこう」と抱負を述べた。
JAの髙栁利道副組合長は「知恵とずくを出せば花は売れる。昨年から始めた花き振興プロジェクトに積極的に取り組みたい」と話した。

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