アスパラ出荷盛ん

JAながの
4月5日、ながの総合収出荷場で行われたアスパラガスの選別作業
4月5日、ながの総合収出荷場で行われたアスパラガスの選別作業

JAながの管内ではアスパラガスの出荷が盛んだ。4月5日、長野市豊野町にある「ながの総合集出荷所」には長野市の大豆島、朝陽、豊野町各地と須坂市内一部の生産者より収穫されたアスパラガス1,200束が運び込まれた。
集まったアスパラガスを集荷所職員が手に取り、キズや長さ太さを確認し丁寧に箱詰めし、県内の市場に出荷する。
主流となる品種は「ウェルカム」で、茎が太く柔らかい歯ごたえが感じられるのが特徴だ。
同JA営農部販売企画課の北川和弘課長代理は「出来栄えは上々で、昨年に比べて降雪量の多さから土壌の水分量の貯えがあるため、今後の出荷量に期待ができる。」と話した。
近年、凍霜害や天候不順の影響で出荷量が極端に減少し市場の要請に応える事が難しい状況が続いた。JAでは、アスパラガスを重点品目に位置付け生産振興に取り組んでおり、今年度の出荷量をJA全体で305t計画している。

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