小学生へ農業とくらしを伝える/管内38校2071冊を寄贈

JA上伊那
浦山校長へ冊子を手渡す鳥原部長(右)
浦山校長へ冊子を手渡す鳥原部長(右)

JA上伊那は管内の小学校へJAバンクが作成している冊子「農業とわたしたちのくらし」を寄贈している。同JAでは毎年5年生を対象に行っており、今年は8市町村38校へ全部で2071冊を寄贈する。
同冊子は食農教育や環境教育、金融経済教育が基本テーマ。農業や食、自然環境、それらにかかわる金融や経済活動などを総合的に学習することで、農業に対する理解を多面的に広げてもらうことを目的としている。
4月5日、同JA金融部の鳥原秀夫部長らが伊那市境の伊那東小学校を訪れ浦山哲雄校長へ手渡した。同校では同冊子を利用して、くらしの基本となる農業や農産物の生産から消費者に届くまで、これからの農業などについて学習する。
鳥原部長は「冊子を使って農業の多面的機能を学んでもらいたい。農業金融機関として、これからを担う子供たちに農業を学ぶ機会を提供していく」と意気込んだ。

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