果樹部会定期総会が開かれる/ブランド力向上を目指して/JA上伊那果樹部会

JA上伊那
賞状を受け取る杉山さん
賞状を受け取る杉山さん

JA上伊那果樹部会は4月5日、伊那市狐島の本所で令和3年度第26回JA上伊那果樹部会定期総会を開いた。この日、同部会員とJAの役職員ら83人が出席。令和3年度に行われた品評会の表彰と、令和3年度事業報告や令和4年度事業計画など4議案が承認された。
品評会は上伊那で多く栽培されているリンゴのふじと、上伊那で数年前から栽培を始めたリンゴのシナノリップ、ブドウのナガノパープルとシャインマスカットの4品種を対象に開かれている。この内、ふじ以外の3品種は昨年から始まった。この日は受賞者16人が表彰され、各品種の代表者へ御子柴茂樹組合長が賞状と記念品を手渡した。受賞者を代表してふじの品評会でチャンピオンとなった宮田村の杉山栄司さん(46)は「品評会が生産者の目標になっている。こういった機会を通して生産者とJAが一体となり、上伊那という産地としてのブランド力を上げていきたい」とあいさつした。
また、役員改選に伴い、新役員を選出。この日就任した駒ヶ根市の村上孝治部会長(71)は「気候変動に対応できる形を構築していくことがこれから重要になってくる。皆さんと一緒になって頑張っていきたい」と意気込んだ。

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