JAあづみ生き活き塾「第7回講座」開催

JAあづみ
SDGsについて学ぶ塾生ら
SDGsについて学ぶ塾生ら

家庭や地域で実践できる知識・技能を身に付け、輝いて暮らすための生きがいづくりを目指すJAあづみ生き活き塾は29日、安曇野市で「第7回講座」を開いた。この日は、塾生約20人が参加。安曇野市穂高のごみ処理施設「穂高クリーンセンター」を見学した後、「SDGs(持続可能な開発目標)」について理解を深めた。
同施設は、1日120トン、およそ6000世帯分のごみ処理能力があり、運ばれてきたごみを適正に燃焼し、焼却により発生したエネルギーで発電しているという。稼働する施設内を見学しながら、施設管理者に疑問点を質問するなど、ごみ焼却施設の仕組みや役割について学んだ。
施設を見学した後、同市の南穂高ふれあいセンターでウェブ会議システム「ZOOM(ズーム)」を活用したオンライン講座「SDGsについてみんなで考えよう」を開催。JCA協同組合連携1部の片岡昇連携推進マネージャーを講師に招いた。
片岡マネージャーは、同施設を見学したことに関連付けて目標のひとつ「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」を紹介しながら、社会・経済・環境に取り組む必要性や参画性を促すSDGsの17のアイコンの意味などについてわかりやすく説明。
参加者は「施設見学やSDGsについて学び、環境に対する考え方や日常生活で実践できることを見直すきっかけになった」と話した。
同塾は、2021年6月から第12期(~23年2月)が始まっていて、食や農、健康管理などをテーマとする講座が人気。期間中20回ほどの講座開催を予定している。

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