御柱祭に向けて仕上げた「飾り綱」/JA本所で展示

JA信州諏訪
綱飾りを飾る神戸神社と四賀八和会のメンバー
綱飾りを飾る神戸神社と四賀八和会のメンバー

諏訪市のJA信州諏訪本所は3月28日から、御柱綱飾り綱を展示している。諏訪市の神戸(ごうど)神社と四賀八和会の関係者13人が来所し、納めたもの。5月の里引きで使用される予定。4月下旬まで展示し、祭りの機運を盛り上げていく。
同所では毎回、御柱祭の開催を祝い、無事の挙行を祈って展示に協力している。原村のJA原村支所、諏訪市のJA諏訪中央支所でも同様に行う。
綱飾りは長さ18mほどあり、3月20日、同所駐車場で氏子が綱より(綱打ち)を行ったもの。関係者は、力を合わせて綱をとぐろ状に巻き上げ、1.8メートル四方の木製の台に載せて納めた。中心には、「諏訪大社前宮一之御柱御用」と書かれた御幣を掲げた。
同所職員も参加し、お披露目。諏訪市木遣り保存会に所属する同所金融部の樋口やよいさんが「千代に八千代におめでたいー」と高らかに木遣りを響かせ、全員で「よいさ、よいさ」と力強い掛け声を挙げた。
同神社帳元の神澤彰さんは「御柱祭の開催に向けてJAには理解・協力をいただき感謝している。コロナ禍ではあるが、地域一丸となり、安全・安心で楽しい御柱祭にしたい」と話した。
JAの名取孝雄代表理事専務理事は「前宮一の立派な綱を飾っていただいた。無事の挙行を祈っている」と感謝を述べた。

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