部員同士の絆強化へ

JAグリーン長野
「できることから取り組みたい」と話す小林浜子女性部長
「できることから取り組みたい」と話す小林浜子女性部長

JAグリーン長野女性部は3月25日、長野市篠ノ井のグリーンパレスで定期総会を開いた。新型コロナウイルス対策で、参集範囲を2021年度の正副総支部長と22年度の新総支部長に絞り、総勢20人と書面出席75人により開催。21年度の事業報告と22年度の計画を審議承認した。
コロナ禍の21年度は、新型コロナ感染拡大に伴い、大規模企画から支部・地区単位の活動まで、その多くを自粛。組織活動の在り方に悩んだ年だった。ただこの中、部員の絆を結び続け、女性部として、地域等への貢献活動を続けようと、各家庭で古新聞を使ってゴミ袋を作り、JA長野厚生連病院3病院へ定期的に寄付。また、フードロスの削減と子ども食堂の支援につなげようと、フードドライブを各種会議に合わせて行い、集まった食品等77.3kgをNPO法人に6回寄付するなど、縮小を余儀なくされる中でも、新たにできることを模索し取り組んできた。
22年度は、「JA女性 想いをひとつにかなえよう」をテーマに、女性部員の絆を強固なものに、食や農業・くらしを守り支える活動、仲間づくり、SDGsへの貢献やJA運営に参画に向けた取り組みを加速させる考え。部長に再任した小林浜子部長は「笑顔を絶やすことなく、部員同士の絆を大切に、できることから活動に取り組みたい」と抱負を述べた。総会に出席した駒村信一専務は「形式的な会議だけでなく、ぜひ女性部のみなさん同士が旅行や料理、農業など、好きな活動を楽しんでいただきながら、“仲間づくり”につなげていただきたい」と話し、女性部活動のさらなる発展と女性の力の発揮を、改めて要請した。

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