地域に元気を与えたい!読書ボランティア活動始動

JA洗馬
参加者同士で読み聞かせを披露した練習風景
参加者同士で読み聞かせを披露した練習風景

JA洗馬女性部の有志で構成される読書ボランティア団体が、今年1月に発足した。発足のきっかけは、令和3年度のJA洗馬女性部役員がコロナ禍でもできることをやってみようと、Webで「JA生活文化活動読み聞かせの初歩」と「第18回家の光読書ボランティア養成講座」を受講したことだった。近年子どもの読書離れに加え、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、人と人との関わりがさらに希薄になっている状況ではあるが、本を通して聞き手の心を豊かにしたり、食農教育につなげることができると学んだ。現在は、女性部と農産物加工部会の部員5名が所属する。
3月24日は、JA洗馬本所で2回目の読み聞かせ練習を行った。参加者は、発声練習や、持ち寄った絵本を1冊ずつ選んで人前で読む練習を行った。今年はJA洗馬が運営する小規模多機能型居宅介護事業所クレアせばで高齢者に対しての読み聞かせや、10月に開催予定の第50回農協祭での披露を目標としており、新型コロナウイルスの収束を心待ちにしている。
参加者代表の塩原はるみさんは、「練習や実績を重ね、子どもを始めとした地域の皆さんを元気にできるように活動していきたい。現段階では少人数の集まりだが、女性部だけでなく、洗馬のフレッシュミズ世代の若いお母さんたちにも参加してもらえる集まりにしていきたい」と目を輝かせた。当面は、それぞれの仕事の合間を縫って、月1回程度の練習を計画している。

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