感謝を込めて 地元のいちごを贈呈

JAみなみ信州
感謝を込めて地元産のいちごを手渡す班員
感謝を込めて地元産のいちごを手渡す班員

JAみなみ信州青年部第一ブロック上郷班は、JA長野県青年部協議会主催の「令和3年度手づくり看板・かかし制作コンクール」に今年はじめて挑戦するにあたり、普段から食育活動などで交流のある飯田市の上郷なかよし保育園とかかしを制作。「地域なかよし案山子 柿暖簾」と題し応募した作品が最優秀賞を受賞した。そのお礼と感謝を伝えようと15日、同部員3人と同JA上郷支所営農課職員が同園を訪れ地元産のいちごを贈呈した。
同班では同園へ、地域の特産「市田柿」を好きになってほしいとの思いで「市田柿」をモチーフにしたかかしづくりを提案。新聞紙を丸めて布で包んだカラフルな市田柿をのれんにし、その両端に男女のかかしが立つデザイン。園にある材料を使い、園児たちの発案で衣装やヘアスタイルにもこだわった。園児らは「たいへんだったけど楽しかった」「新聞紙を丸めるのがむずかしかった」と、かかしづくりを振り返った。
同班の高田一仁(たかだ・かずひと)支部長(41)は「はじめて挑戦したかかしコンクールに子どもたちと一緒に挑戦でき、賞もいただけ良い経験になった。一緒に汗を流した農作業を通して食の大切さを感じてもらえていたらうれしい」と1年の活動を振り返った。
同園の早川大地(はやかわ・だいち)園長は「かかしづくりを通して園での農作業をサポートいただく青年部のみなさんとの交流が深まった。子供たちにいろいろな体験をさせてもらえてありがたい」と話した。
この日贈呈したいちごは地元産の3L、4Lの大きなサイズで、園児らはおやつで味わった。

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