春の駒ヶ根市東町9番地フェア/つながり強化で集客を/JA上伊那、株式会社オートパル上伊那

JA上伊那
スタンプラリーで店舗を回る来場者
スタンプラリーで店舗を回る来場者

JA上伊那と協同会社である株式会社オートパル上伊那は3月19日と20日の2日間「春の駒ヶ根市東町9番地フェア」を南部営農センター周辺で開いた。農業資材の特価販売のほか展示会や商談会、家庭菜園教室などが行われた。「9番地フェア」は店舗間の連携を図り、新たな利用客を増やすことが目的。昨年11月に続き今回が2回目の開催となる。
この場所は昨年3月、同営農センターとJAファーム南部店が移転してきたことで、農機駒ヶ根センターや南部LPガスセンター、オートパル駒ヶ根店が同じ番地「9」に集まり、管内で唯一JA関連施設が集結する場所となっている。
イベント時には900円でお好みの鎌3点が選べる刃物セットなど、番地の「9」にちなんだ商品を各店舗で用意。また農薬や肥料などの特価販売、農業機械やガス器具、軽トラックなどの商談会が行われた。
20日には同営農センターで誰でも参加できる家庭菜園教室を開いた。JAの野菜担当指導員が土づくりや様々な野菜へ使用できる農薬などを説明。午前、午後合わせて約20人が参加した。参加者は「これから始まる畑仕事の参考にしたい」と笑顔を見せた。
また各店舗を回るスタンプラリーも実施され訪れた客はスタンプを集め、景品を受け取った。同社の竹村昌樹店長は「スタンプラリーが店舗を訪れるきっかけになればうれしい。一体となってこれからも地域を盛り上げていきたい」と話した。「9番地フェア」は今後も春と秋の年2回の開催を計画しており、店舗間の連携を図りながら、なってなくてはならない店舗を目指していく。

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