生産者直売部会定期総会/部会員の意思を一つに/JA上伊那生産者直売部会、JA上伊那営農経済部

JA上伊那
意気込みを話す唐木部会長(左)
意気込みを話す唐木部会長(左)

JA上伊那生産者直売部会と同JA営農経済部は3月16日、伊那市狐島のJA本所で生産者直売部会定期総会を開いた。この日、同部会員とJAの役職員ら24人が出席。2021年度事業報告や2022年度事業計画、新役員などを決定した。総会では農家所得の向上や持続的な農業、環境維持・改善、食の安全確保を目指し部会員の意思を一つにしていくとした。
2021年度は春先の凍霜害や8月の長雨の影響などもあり出荷量が減少。また長期化する新型コロナウイルス感染症の影響により来店者数が減少となった。同部会ではより良い店舗を目指して、店舗職員を通じて来店者から生産者への要望を集めた。また上伊那産をPRするため売り場の目印となるミニのぼりを作成した。
2022年度は他店舗との差別化を図りJAが運営、管轄する直売所として、新鮮で豊富な農畜産物の充実を目指していく。同部会では部会員同士のつながりを深めながら知識向上を図る視察研修会の実施や、年々制度が変わる加工食品表示の講習会も計画している。
総会の最後には新旧部会長があいさつ。2020年度から部会長を務めた藤綱史樹さんは「生産者、販売者、利用者みんながつながることができ、共にいい関係でいられる直売所になれば」と期待。この日就任した唐木隆裕部会長は「今まで利用したことのないお客さんにも来店してもらえるようアピールをしていきたい」と意気込んだ。

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