ブルーベリー剪定巡回/圃場に合わせたアドバイス

JA上伊那
剪定のアドバイスをする笠井指導員(中)
剪定のアドバイスをする笠井指導員(中)

JA上伊那は3月12日、15日の2日間でブルーベリー剪定巡回を行った。同JAの果実担当指導員が申し込みのあった圃場、合わせて10戸を回り剪定作業の状態を確認。剪定作業や圃場管理について各圃場に合わせたアドバイスを行った。
15日には同JA果実担当の笠井拓真指導員が南箕輪村の大和屋農園を訪れた。大和屋農園は約27aで8品種、約720本のブルーベリーを栽培。1月から夫婦2人で剪定作業を行っている。作業の終盤を迎えたこの日は、剪定作業で細かな枝までしっかりと落とせているか確認した。また同園からは栽培について心配な点など質問があり、実際に木を見ながらアドバイスを行った。
ブルーベリーの栽培にとって大事な剪定作業。正しく、しっかりと枝を落としてもらうことを目的に3年前から希望を取りまとめ、剪定巡回を行っている。また果実担当指導員は適時巡回しているほか、指導会でも生産者への説明を行い正しい剪定を呼び掛けている。
同園からは「圃場環境に合った指導を直接してもらえる。また他の圃場の状況も教えてもらえるのでありがたい」と話した。
笠井指導員は「全体的に見ても、年々しっかり枝を落とせるようになってきた。より良いブルーベリーとなるようしっかりと巡回していきたい」と意気込んだ。

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