グリーンファームカレッジスタート! 今年はリモート会場も

JA信州うえだ
講座の収録風景。果樹苗の選び方を説明する坂口営農技術員
講座の収録風景。果樹苗の選び方を説明する坂口営農技術員

家庭菜園のポイントや園芸の楽しみ方などを題材とした、人気の「グリーンファームカレッジ」が今年も3月にスタートした。JA信州うえだが運営する農業用資材店「グリーンファーム中央店」が地域住民向けに開いているもので、今年で7年目の取り組みとなる。
地域での知名度向上から申込者が年々増加し、申込受付開始後すぐに定員に達してしまう講座が相次いだため、今年度はより多くの人に受講してもらおうと、同店会場の他に管内7地区にも会場を設け、ウェブ会議システムを活用した生配信を行う。新型コロナウイルス感染症対策も含めたもので、初の取り組みとなる。例年通り、地元テレビ局「上田ケーブルビジョン」(以下:UCV)での放送も行い、広く取り組みを発信する。
今年度は全16講座で、同店会場の定員は10~15人程度。地区会場の定員は約15~30人程度とする。同店会場は殆どの講座が定員に達したが、地区会場にはまだ空きがある。
3月12日には第1回目となる「家庭用果樹の育て方」講座を予定していたが、新型コロナウイルス感染警戒レベルを考慮し中止。後日14日にUCVの収録のみを行った。JA営農指導部の坂口拓矢営農技術員が、同店で販売している家庭用果樹苗を使って、苗の選び方や植え方の注意点などを分かりやすく説明した。この日収録された講座は、3月19日と25日にUCVで放送される。
同カレッジの企画者であるJA営農経済部生産資材課の山口まゆみ係長は「ウェブ会議システムの活用は初めての挑戦。多くの人の『受講したい』の声に応えられたらうれしい。第1回目は中止となり残念だが、受講者には後日資料を配布する。UCVでも放送するのでぜひ見てもらいたい」と話した。

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