農作業を安全に/農作業安全研修会

JA佐久浅間
管理機の安全な使用方法の説明を受ける参加者
管理機の安全な使用方法の説明を受ける参加者

JA長野厚生連佐久総合病院や佐久市、JA佐久浅間などでつくる佐久市有機農業研究協議会は3月3日、佐久市臼田の佐久市有機農業研究協議会実験農場で農作業安全研修会を開いた。関係者ら約20人が参加。日本農村医学研究所の柳澤和也主任研究員が講演し、農作業事故の概要や農業機械にかかわる事故の実態、安全対策を説明した。
講演では、リンゴの枝切り作業中に脚立から転落した事例を基に参加者とディスカッションを行い、安全対策を検討。柳澤主任研究員は「圃場の危険個所をしっかりと確認し、緊急時の連絡手段として携帯電話の所持を忘れないように」とアドバイスした。
また、トラクターや管理機などをJA佐久浅間子会社(株)オートパル佐久浅間みなみ農機センター担当者やメーカー担当者を招いて、正しい取扱方法や操作上の注意事項など実際の機械を使用して確認した。メーカー担当者は「自分の操作する機械の特性を把握し、操作に慣れるようにしっかりと練習することが大切」と呼び掛けた。

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