ブロッコリー播種作業が最盛期を迎える/販売高3億4900万円を目指す

JA上伊那
播種作業を行う従業員
播種作業を行う従業員

JA上伊那の主力品目であるブロッコリーの播種作業が最盛期を迎えた。管内の播種や育苗作業は生産者が個人で行うほか、同JAが注文を取りまとめ、伊那市上牧の唐木育苗へ作業を依頼している。同JAでは2022年度77.5ヘクタールの作付け、販売高3億4900万円を目指す。
3月7日、唐木育苗では今年3回目となる播種作業が行われた。この日、従業員6人が作業に当たりセルトレイ1100枚へ専用の播種機を使って播種。播種後は温度管理された育苗ハウスで、約1ヵ月間かけ丁寧に育苗する。育苗ハウスで本葉2枚の大きさまで苗を育てた後、生産者へ配布となる。
唐木育苗では今年、春作用と秋作用合わせて昨年より多い9200枚の播種を行う予定。作業は全11回で、2月中旬から始まり7月中旬まで続く。生産者への受け渡しは3月中旬から8月中旬に行われる。
唐木育苗の弾塚学さん(46)は「配布時期に合わせた管理が難しいが、しっかり管理してよい苗を作っていきたい」と意気込んだ。

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