JA佐久浅間が組合員や地域住民を対象に開く家庭菜園教室が開講した。定年退職後に家庭菜園を始めた人や、直売所に野菜を出荷している人など、初心者からベテランまで54人が受講した。3月から11月まで全9回で、土づくりから作付け計画、栽培管理、病害虫対策など季節に合わせて作物ごとの作業を学ぶ。
講師は、JA組合員向け広報誌「JAHOO」で、毎月「家庭菜園便利帖」を執筆するJA営農経済部農家経営支援対策チームの中嶋信幸コーディネーターが担当する。
3月2日、JA本所で開いた教室では、土づくりのポイントや、肥料の種類や特徴などを説明した他、サヤエンドウやエダマメ、ラッカセイなどの栽培方法を説明した。
中嶋コーディネーターは「作物栽培の基本は土づくりであり、重要なポイント。土壌の性質を知り、作物に合った土で育てることが大切」とアドバイスした。
受講して3年目の男性は「今年もしっかり勉強して、昨年よりも良い野菜を作りたい」と話している。