優秀安全運転事業所表彰「銅賞」を受賞/管内2事業所のみ受賞/JA上伊那、株式会社グレース

JA上伊那
表彰を受けた御子柴組合長(右)と向村社長
表彰を受けた御子柴組合長(右)と向村社長

JA上伊那と同JAの協同会社である株式会社グレースは安全運転に努め交通事故防止に貢献したとして、長野県警察本部と自動車安全運転センター長野県事務所から優秀安全運転事業所表彰「銅賞」を受賞。今年、伊那警察署管内の受賞は2事業所のみで、同JAは2016年から6年連続、同社は5回目の受賞となった。
3月3日、伊那警察署にて表彰式が行われ、同JAと同社の代表職員が表彰状を受け取った。この賞は従業員20人以上の事業所、県内では257事業所が対象。同センターの実施する「運転記録証明書」の分析結果から一人あたり、年間の交通違反や事故件数の比率が少ない事業所に送られる。今回受賞した銅賞は比率5.5%以下の事業所に送られている。
同センターの山口一平所長は「JA上伊那は役職員が730人余と多い中、職場全体の取り組みで6年連続受賞はすばらしい。また、(株)グレースも時間が不規則で夜間でも営業車が稼働する中、交通安全意識がとても高い」と評価した。
同JA及び同社ともに「運転記録証明書」を取得し、交通違反や事故の傾向を分析。日ごろから安全運転に取り組んでいる。同JAでは2021年度、各部・支所ごと安全運転講習会を実施。また小学校の通学路での呼びかけや、職員に対しても各季節で呼びかけを行うなど安全運転啓発を行っている。
同JAの御子柴茂樹組合長と同社の向村祐治社長は代表職員から報告を受け笑顔を見せた。御子柴組合長は「組合員、地域住民への訪問活動を強化する中で、これからも思いやりのある安全運転を心掛け、農を基盤に助け合い、ともに喜びを分かち合える豊かな地域社会を目指していく」と意気込んだ。

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