困っている人たちに届け JA大北女性部でフードドライブ活動

JA大北
女性部各支部より集まった食料品を寄贈する荻久保さん(左)
女性部各支部より集まった食料品を寄贈する荻久保さん(左)

JA大北女性部はフードドライブ活動を行い、3月3日、長野県大町合同庁舎で寄贈を行った。同女性部では定期的にフードドライブを開催しており、毎回多くの食料品が集められている。
「フードドライブ」は、食品ロスを減らすため、各家庭で余っている缶詰やレトルト食品、お菓子などを生活に困窮している人たちに届け、「もったいない」を「ありがとう」の笑顔に変える食料支援活動。今回は県フードバンク活動団体連絡会がコロナ禍で困っている方を支援することを目的に主催している「緊急フードドライブ統一キャンペーン」に参加しての寄贈。女性部支部活動などで同女性部員らから集められた缶詰やインスタント食品など約130点とお米96キロを寄贈した。
同庁舎で行った寄贈では同女性部員を代表して同部員の荻久保加代子さんが同庁舎職員に食料品を手渡した。荻久保さんは「多くの部員から寄付いただけた。今後も部員同士で協力しながら活動を継続して行っていきたい」と話している。同庁では「コロナ禍が長期化する中で困っている方も多い。組織単位でやっていただきありがたく感じている」としている。
寄贈した食料品などは生活困窮家庭支援や無料または低額で食事提供や学習支援を行う「こどもカフェ」などで活用される。

MENU