食の大切さにきづく 地域のお米を都市部の中学校に向け送付

JA大北
生徒たちから届いたお米レポート
生徒たちから届いたお米レポート

JA大北観光課が行っている誘客事業の関係で、教育旅行等の受け入れを行ってる大阪府や東京都の学校5校に対し昨年11月に大北産米「あきたこまち」約600キロを送付した。そのうち一校よりお米を食べた感想や食べ方がなどが書かれた「お米レポート」が2月中旬に届いた。同課では毎年学校に向けてお米の送付を行っており、米の消費拡大、JAの食農教育一環として食の重要さに気づいてもらい、体感してもらうのが狙いだ。
お米レポートを同課に向けて送ったのは、東京都武蔵野市立第五中学校の生徒たち。同校とは同市が行う農山村地域について体験を通して学ぶ「セカンドスクール」の受け入れでつながっている。今回同校から届いたレポートは約80枚。レポートには生徒たちの手書きでお米を食べた感想とどんな食べ方をしたかが絵で書かれていた。
お米を送付した同課の丸山匠係長は「レポートには臨場感があり、消費のされ方を知ることができた。お米を家族で食べてもらうことで、親子で食の大切さにについて気付くことが大事。食育についてしっかりと学んでもらう機会となった」と話している。
同課では今後も継続して同様の取組みを行っていくとしている。

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