一緒に頑張った「もち米」 たくさん食べてね

JAグリーン長野
生産者の思いを伝える岸田支部長
生産者の思いを伝える岸田支部長

JAグリーン長野青壮年部塩崎支部は2月28日、長野市立塩崎小学校5学年にもち米120kgを贈呈した。2021年6月に田植えを、10月に稲刈りを行った後、冬に餅つきを計画し、栽培から加工まで、苦労や楽しみを分かち合う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止。栽培したもち米を青壮年部から寄贈し、食農教育の思い出作りに寄与した。
寄贈式を同小学校で行い、岸田光生塩崎支部長とJA職員が出席。岸田支部長は、「コロナという大変ななかで、みなさんと一緒に頑張った結果、良いお米ができた。おいしく召し上がっていただきたい」とあいさつ。児童代表からは寄贈への御礼と「私は田植えや稲刈りはやったことがなかったので今回やってみてとても大変なことが分かった。初めてでも優しく教えてくださりありがとうございました」との御礼も言葉が寄せられた。
担任によると、寄贈米は5学年2クラス児童46人分に分け、各家庭に持ち帰って楽しむ予定という。青壮年部では、22年度も学校の要請に基づいて、米作りなど食農教育に取り組んでいきたい考え。

MENU