JA上伊那営農経済部は2月15日から3月11日までJA上伊那農業青色申告相談会を実施している。JA上伊那農業青色申告会の会員が対象で、関東信越税理士会の税理士が相談を受けている。相談会は申告者が直接、相談を受けられる機会を設け、正しく申告してもらうことを目的として開かれている。
今年は管内8会場14回に分けて相談会を実施。
初日の15日は、駒ヶ根市と宮田村の会員を対象に、駒ヶ根市東町の南部営農センターで相談会を開いた。この日は15人が相談に訪れ、確定申告書の基本的な書き方や減価償却費の計上など確認した。
相談会に訪れた会員は「確定申告は難しいところもあるが、丁寧にわかりやすく教えてもらいとても助かる」と話した。
他にも営農経済部では、2月上旬には税務研修会を管内2会場で実施。合せて約100人の会員が参加し、税理士から確定申告について説明を受けた。
また、同JAの金融部では2月16日から3月8日まで、誰でも相談可能な白色申告相談会を実施。管内2会場5回に分け行い、正しい申告を呼びかけている。