JA上伊那は2月16日、令和4年ファームテラスみのわ生産者大会を開いた。箕輪町にある店舗で開店前に行われ、同JAの役職員や箕輪町町長、ファームテラスみのわへ出荷する生産者からなるファームテラスみのわ協力会の会員など約30人が出席。令和4年度の農畜産物の豊作や商売繁盛を祈願し、だるまの目入れを行った。
同店舗は昨年4月にオープンし、来店者数は開店から10ヵ月で8万人余り。令和3年度は春先の凍霜害や夏の長雨による冷夏などの影響もあり、生産者直売売上は伸び悩んだものの、店舗全体の売上は計画を上回っている。令和4年度からは野菜の100円商品コーナーの設置も計画しており、さらに生産者直売売上の向上に力を入れていくとした。
同協力会の井口雅文会長は「商品を切らさないよう店舗との連絡を密に取り、地元産のおいしい農畜産物を多くの人に届けたい」と意気込んだ。
また、同JAの白鳥健一営農経済担当常務は「皆さんに支えられ4月で1周年を迎えることができる。地域や上伊那で存在感のある店舗にしていくため、引き続き生産者の皆さんのご協力をお願いしたい」と呼びかけた。