安定した生産に向けてブドウ剪定園地点検 生産者同士で課題共有

JA信州うえだ
営農技術員の説明を熱心に聞く参加者
営農技術員の説明を熱心に聞く参加者

JA信州うえだヤマジョウぶどう部会は、2月7~10日、上田市の上田東地区のブドウ生産者を対象に「ブドウ剪定(せんてい)園地点検」を開いた。樹の状態を把握し、整えることで、安定した生産につなげるため毎年行っている。同JA上田東営農センターの果樹担当営農技術員2人がそれぞれの生産者の園地に行き、点検した。
ヤマジョウぶどう部会に所属する78人が参加。同営農センターの吉山剛史営農技術員と山崎亮営農技術員が講師を担当し、剪定の手本を実演しながら、ブドウの特性や目標とする形を説明し、各園の課題や解決策を話した。生産者から活発な質問や意見が出され充実した園地点検となった。
参加者は「部会員の園地も行くので、自分では気付くことができない課題を共有できるからありがたい。学んだことを生かして、今年もいいブドウを作りたい」と話した。

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