JA施設にアルストロメリア飾る/生産者支援につなげる

JA信州諏訪
店舗入口の特設スペースに管内産アルストロメリアを飾った茅野南部支所
店舗入口の特設スペースに管内産アルストロメリアを飾った茅野南部支所

JA信州諏訪と信州諏訪農政対策協議会は2月、JA本所・各支所計10カ所に、出荷最盛期を控えた管内産アルストロメリアを飾った。組合員・地域住民に眺めてもらい、原村のJA原村営農センターで購入できることをPR。花きの需要拡大、新型コロナウイルス感染症第6波の影響を受ける生産者の支援につなげる考えだ。
茅野市のJA茅野南部支所では9日、赤・ピンク・黄色・白色のアルストロメリア40本を花瓶4つに彩りよく生けた。JA営農部が制作したオリジナルポップとともに店舗入口の特設スペースとカウンターに展示。オリジナルポップには、アルストロメリアの原産地は南アメリカであることや、管内では茅野市・原村地域で盛んに栽培されていることなどが記されている。
来店した同市の女性(81)は「いろんな色があってとても素敵。自宅に飾っているアルストロメリアが1カ月以上きれいに咲いているので、これも長く楽しめると思う」と笑顔を浮かべた。
同支所の小口和宏所長は「支所でも積極的に花きをPRし、生産者を応援していく。組合員・地域の皆様には来店の際ぜひご覧いただき、心を癒していただきたい」と話している。
また、JAは2月中、医療従事者への感謝を込めて、JA長野厚生連富士見高原医療福祉センター富士見高原病院に、アルストロメリア計500本を寄贈する。
2021年度のJA信州諏訪花き専門委員会アルストロメリア部会員は13人。3月下旬~4月上旬の最盛期には、日量400ケース(1ケース平均40本)を全国に届けている。

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